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家族と過ごすクリスマスの楽しみ方

大人になって初めて父から聞いた、クリスマスの経緯。

 

お金が本当になかった学生時代。

人生で初めて海外に行った場所がロンドンで、入国した日はちょうどクリスマスだった。

長旅に疲れてようやくホテルに到着したのは日が暮れた頃。「今日はクリスマス・ミサがあるから行ってみるといい」と聞いて、海外でしか見れないものに興味が湧いて行ってみた。

日本ではそこかしこでクリスマスケーキやクリスマスセールで街中は人々でごった返しなのに、ここロンドンでは殆どの店が閉まっていたことにまず驚いた。

なんでも、クリスマスは恋人同士だとしても、この日はそれぞれの家族で集まって過ごすのだそうだが、見渡せばなるほどその通りで、見慣れぬ光景に驚きつつも感心したほどだった。

 

滞在していたホテルの近くに教会があって行ってみたが、たくさんの人が集まっていた。

教会に来るまでも驚きの連続だったが、教会には見るからに不良な男の子まで来ているではないか。明らかに来ないであろう人までもミサに来ていることとに衝撃を受けたし、一番に感動したことを今でも鮮明に覚えている。

クリスマスはどんな人だとしてもこうして教会に来て、神に祈りを捧げて静かに向き合うものなのだなと、学生ながらに思った ー

イエス様が降誕した話をよく聞いてましたが、父が経験したクリスマスの話を聞くのは初めてでした。

シンプルに、クリスマスの過ごし方として教会に行くことは自然なことだと話す父。

図らずも、私が経験した初めての海外もちょうど入国した日がクリスマス。

これが偶然ではなく神様が隠密に、また粋に働きかけてくれたとしたら、本当に感謝したいです。

 

さて父が話してくれたとおり、クリスマスは教会に行きました。

楽しみの一つが、教会でもらえる聖句カード。

何度かもらったことがありますが、今の自分にとってどストライク級なメッセージを神様からもらえます。

今年の聖句カードはこちら。

隣にいた母に見せたら「じゃああなたはこれから、神様の使いになるのね」とサラッと大層なこと言われてなぜかぐぅの音も出ませんでした。

ノンクリスチャンな両親からクリスチャンな子にクリスマスの価値と神様のお告げ?を諭された、極めて聖なる日になりました←

家族と過ごすクリスマス。

教会という場所に行ってみると、思いがけない経緯が生まれるかもしれません。
対話をすることで地に平和、天に栄光が成されるのだなとおもいます。

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