礼拝の時に見れる絶景は「御言葉を聞くこと」、「聖歌隊の賛美」だと言います。
賛美の伴奏(する人)を教会では「奏楽」と呼びますが、私が奏楽者として教会で演奏をするようになって5年が経ちました。
コロナ禍に入って間もない頃には、奏者たちをまとめる役割も始めることになり、前例のない道をひたすらつくりながら進んできた2020年代前半だったなぁとおもいます。
決して平坦ではない道でしたが、四半世紀以上の音楽人生の中で今が一番楽しいです。
今まで聴いたことがない賛美の作品に出会ったこと、奏楽者として”神様に仕えながら伴奏する”という自分史上、前代未聞な演奏スタイルによって変化した音楽や開発された能力など、想定外でおもしろく、嬉しかったこともたくさん。
このような経緯から、私が見聞きしたことや体験、感動したことをシェアしようと思い、これから賛美に関するコラムを書いてみることにしました。
賛美を受け取るはずの神様は、言わずと知れた全能者。なので御座に鎮座して聞かれるイメージでしたが、経験してみると思っていたのと全くちがいました。
礼拝での本番から個人の生活に至るまで、「ここまでしてくれるの?!」という位、私たちの面倒をたくさん見て助け、何なら本番中だというのに共に行ってくださる、どこまでも愛情深い神様。
礼拝でも日常でも見れる絶景は、他でもない神様がされること全て。経緯を通して現れる「神様の心」という絶景と出会うきっかけになったら嬉しいです。